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ただ入れただけではCMSは何もしてくれない。全ては情報を機能的、効果的に活用し、ユーザーニーズにマッチしたWebサイトを構築すること、そのために、CMSは有効に機能するツールです。
キノトロープでは、CMS構築で結果を出したノウハウからキーとなるポイントをお伝えします。
システム中心の考えや、見た目をきれいに整理しただけでは、何も成果は出ません。
全ては情報を機能的、効果的に活用し、ユーザーニーズにマッチしたWebサイトを構築することが成功の重要なポイントになります。
ここ数年でインターネットを取り巻く環境が大きく変化してきています。
企業名やURLを直接入力して来るユーザーではなく、検索エンジンから直接詳細ページへ入ってくるユーザーのニーズに対応できるかが、重要なポイントです。
ユーザー像も20代女性OLのようなペルソナでの設定ではもはや機能しなくなり、「○○に困っている人」「○○を知りたい人」のように問題切りで想定しなければニーズに対応する的確な情報提供を行うことはできません。
CMSツールは、Webサイトをお客様のニーズに最適化するツールです。
キノトロープの構築メソッドの一つ「ユーザ体験シナリオ」と、必要なコンテンツリストがあれば自ずと最適なWebサイト構造が導かれます。
また、ユーザ体験シナリオに基づくWebサイト構造から、ページ設計も自ずと導くことができます。お客様に最適な情報設計をするために、旧来の設計手法とは異なる設計手法が必要になります。ユーザ体験シナリオの第1歩は、ターゲットユーザーのニーズを整理することです。
整理されたニーズを満たすまでのお客様の行動を可視化したものが、ユーザ体験シナリオです。これは企業とお客様のより良い関係を作る上での設計図となります。
制作会社がクライアントから提供されたコンテンツをそのままレイアウトして載せたのでは、お客様に最適化された情報とは言えません。探しやすく、見やすく、分かりやすい文章構造とは、日本語の文書構造を正しく作るということです。
また、この日本語の文章構造はSEOにも有効であり、ユーザーの学習効果も得られるという利点があります。
キノトロープにはアイトラッキングでの調査を行う環境があり、そこでの検証で、ユーザーが目的の情報へたどり着くまでの目線が非常に素早く、決断もスピーディーであるという結果が出ています。
目的の情報にたどり着くまでのユーザーの目線についていくためには、それに合った文章の見せ方、目的を見つけやすい見出しの立て方が重要になります。
いくら、素晴らしいコンテンツを一生懸命作っても、ユーザーが気が付かなければ情報が無いに等しく、その努力は無駄に終わります。探しやすく、見やすく、分かりやすい文章構造は、シンプルとか綺麗なレイアウトで解決するものではなく、ユーザーの行動や目線などの情報も含めて考え作らなければならないもので、これからのWebサイト構築に非常に重要となる要素の一つと言えます。